漢検・漢字博物館見学
2019年07月18日 イベント講座
7月11日(木)、夏期講座の一つであるトリップ企画にて、京都市東山区祇園にある漢検漢字博物館と建仁寺を見学しました。
漢検漢字博物館は創立が2013年6月と比較的新しく、中は現代的な雰囲気。最新の技術や装置が取り入れられていてどの世代でも興味をそそられるつくりになっています。
漢字の歴史・面白さ・魅力を肌で感じられる独創的で工夫に富んだ展示物でいっぱいで、時間も忘れて楽しんでいました。
つづいて、初夏の雨が降りしきる中、漢検漢字博物館からすぐ南西にある建仁寺へ向かいました。
建仁寺は臨済宗建仁寺派の大本山で京都最古の禅寺です。鎌倉時代の建仁2年(1202)に建立、名前もこの時の元号に由来しています。
こちらは有名な『風神雷神図屏風』前での一枚。
他にも白砂に幾何学的な模様を描いた枯山水と自然が見事に融合されたお庭や、法堂(はっとう)の天井いっぱいに描かれた『双龍図』は言葉を失うほどの迫力でした。
今回訪れた2つの施設は一見新しいものと古いものですが、長い歴史を教えてくれることに変わりはありません。新旧両方の魅せ方を知ることで、どちらも新鮮な気持ちで楽しめておもしろかったです。
皆さんも当たり前に使っている漢字や伝統行事に改めて目を向けてみてはいかがでしょうか?
by K.O.